コラム
韓国で肌治療を受けるなら?毛穴・ニキビ跡・シミ別ガイド(ソウル)

毛穴・ニキビ跡・色素・ハリ・肌のキメは、同じ肌の悩みに見えても原因が異なり、ニードル高周波(ポテンツァ)・プラズマ高周波(オーパス)・ピコ秒レーザー(デュアルピコ)・針を使わないスキンブースター(ミラジェット)・QMR機器(コレジ2.0)など、担当する施術も変わります。悩み別にチョンダムリトゥ医院が使う施術、施術ごとのダウンタイムの違い、複数の施術を組み合わせるときの順番、短いソウル滞在で知っておきたいことをまとめました。
目次
韓国で肌治療を受ける前に、まず何を見極める?
施術の名前より先に、悩みの原因を見極めることが出発点です。同じ「毛穴」でも、ハリが落ちてゆるんだたるみ毛穴と、皮脂の分泌で開いた毛穴では治療が違います。同じ「ニキビ跡」でも、凹んだ跡と、色素沈着や赤みが残った跡とでは担当する機器が変わります。原因が決まれば施術が決まり、施術が決まればダウンタイムとスケジュールも見えてきます。
チョンダムリトゥ医院の毛穴治療の考え方も、ここから始まります。開いた毛穴の原因は、皮脂分泌の増加、ハリの低下、毛が太くなることなどさまざまです。そのため、たるみ毛穴が多いのか、皮脂で広がった毛穴が多いのかによって、タイトニング・皮脂腺治療・コラーゲン再生・高周波の中から選びます。色素も肝斑・老人性色素斑・そばかす・シミ・太田母斑と種類が多く、肌タイプや再生力によって治療の強さとペースが変わります。
毛穴やニキビ跡にはどんな施術を使う?
凹んだニキビ跡やたるみ毛穴のように、肌の内側の構造そのものが変わった悩みには、真皮に熱を届けてコラーゲンの再生を促す高周波機器を使います。チョンダムリトゥ医院で主に使うのは、ポテンツァとオーパスのRFピクセルです。
ポテンツァ(POTENZA)は、ジェイシスメディカル(Jeisys Medical)が製造するニードル高周波(RFマイクロニードル)機器です。「ポテンツァレーザー」と呼ばれることも多いのですが、光を使う機器ではありません。細い針を真皮に入れ、針先から高周波エネルギーを出して、その周りに凝固ゾーンをつくる方式です[1]。施術中は肌の抵抗値(インピーダンス)をリアルタイムで測ってエネルギーを補正し、モノポーラ(単極)方式では熱が深い層まで広がり、バイポーラ(双極)方式では針先に近い浅い層に集まります[1]。凹んだニキビ跡のように真皮深部の線維組織にアプローチしたいときは深く、たるみ毛穴のように真皮上部のハリが問題のときは浅く使う、というのが基本の考え方です。
オーパス(Opus)はイスラエルのアルマ(Alma)社の高周波プラットフォームで、「オーパスデトックス」は、チョンダムリトゥ医院が4種類のハンドピースを肌の状態に合わせて組み合わせるプログラムの名前です。そのうちRFピクセル(Opus Plasma)は、ハンドピース先端の小さな電極が肌からわずかに離れた位置で高周波を放ち、プラズマの微細な火花をつくります。この火花が表皮にごく小さな通り道を開けると同時に、その下の真皮を凝固させるフラクショナル方式です[5][6]。針を刺さずに表面を整えながら真皮に熱を入れるため、肌表面のキメやたるみ毛穴の悩みに、まず検討します。
| 悩み | 原因 | チョンダムリトゥ医院がまず検討する施術 |
|---|---|---|
| 凹んだニキビ跡 | 真皮深部の線維組織 · ボリュームの減少 | ポテンツァ(ニードル高周波)+ 肌再生注射 · ジュベルックなどのコラーゲン再生注射 |
| たるみ毛穴 · 表面のキメ | 真皮上部のハリの低下 | オーパス RFピクセル · ポテンツァの浅いモード |
| 皮脂で開いた毛穴 | 皮脂分泌の増加 | 皮脂腺治療 · スキンブースターの併用 |
| 繰り返すニキビ | 化膿したニキビ · 白ニキビ · 肌タイプ | 薬の処方 · 皮脂腺を壊す施術 · 炎症を抑える施術 |
ニキビがまだ繰り返しできているなら、跡の治療よりもニキビそのもののケアが先です。チョンダムリトゥ医院では、化膿したニキビが多いのか白ニキビが多いのか、肌タイプはどうかをあわせて見たうえで、薬の処方、皮脂腺を壊す施術、炎症を抑える施術を組み合わせます。凹んだ跡には、肌再生注射やジュベルックなどのコラーゲン再生注射、ポテンツァ、ピコレーザー、PTT施術を跡のタイプに応じて選び、時間をかけて少しずつ埋めていきます。
シミ・肝斑・ニキビ跡の赤みにはどんな施術を使う?
メラニン色素やタトゥーのインクのように、肌の中の「色」を扱う悩みには、ピコ秒レーザーが基本になります。ピコ秒とは1兆分の1秒。ピコ秒レーザーは、前の世代のナノ秒レーザーよりはるかに短い時間でエネルギーを届け、熱よりも衝撃波(光音響効果)で色素の粒を細かく砕きます[3]。粒が小さいほど体が排出しやすくなり、周りの組織に広がる熱も少なくなります[3]。
チョンダムリトゥ医院では、ピコレーザー2台を併用する「デュアルピコ」で、色素とタトゥーを分けて治療します。ピコシュアプロ(PicoSure® Pro)は、755nmのアレキサンドライト1波長、パルス幅500〜900ピコ秒の機器です。755nmは1064nmに比べてメラニンと血液の吸収比が3倍高く、エネルギーが色素に集まります[2]。ピコウェイ(PicoWay®)は532・730・785・1064nmの4波長をハンドピースで切り替えて使う機器で、インクの色や肌タイプに合わせて波長を選ぶのに使います[3]。
- 755nmのピコシュアプロが中心 · 色素の深さと肌タイプに合わせて波長を選択 · 肌のバリア強化治療を併用
- 血管レーザー · 高周波による赤ら顔治療 · 肌再生スキンブースターを併用 · 3〜4週間間隔
肝斑のように広く浅く広がった色素と、太田母斑のように深い色素は、まず肌の測定機器で見分けてから、合う波長を選びます。チョンダムリトゥ医院の色素治療では、ピコシュア・ピコウェイ・ハーモニーライトなどの色素レーザーに、ジェネシストーニング・アクセントトーニング、高周波による肝斑治療、美白溶液の浸透治療、肌のバリア強化治療を組み合わせます。肌の再生力が落ちている方は、色素治療をゆっくり進めながらバリアの強化も並行します。色素治療を一度で終えるのが難しい理由のひとつです。
ニキビのあとに残った赤みや顔の赤ら顔は、茶色い色素とはターゲットが違います。チョンダムリトゥ医院の赤ら顔治療では、アクセントレーザー・ジェネシストーニング・ハーモニーライトなどの赤ら顔レーザー、炎症の緩和と血管の収縮を目的とした高周波の赤ら顔治療、肌再生スキンブースターを組み合わせます。施術は3〜4週間間隔で行い、回数は人によって異なります。色素・血管・肌のトーンを一度に扱う光治療、BBLヒーローも選択肢のひとつです。
ハリやキメ、敏感になった肌には何を使う?
肌が薄く乾燥して小じわが増えた、キメが粗くなったという悩みにはスキンブースターを。レーザーを頻繁に受けて敏感になった肌には、刺激の少ない機器をまず検討します。
チョンダムリトゥ医院のスキンブースタープログラム「リトゥブースター」では、肌タイプと今の肌トラブルの優先順位に応じて、リジュラン・エクソソーム・ジャルプロ・ジュベルック・コラーゲンシャワー、自己血の成長因子を使うマックスステムセルの中から選びます。敏感で炎症の多い肌、薄く乾燥した肌、ハリが落ちて小じわの多い肌、皮脂が多く毛穴やニキビ跡が気になる肌では、合うスキンブースターがそれぞれ違うためです。
こうした薬剤を届ける方法のひとつが、ミラジェット(mirajet)です。2940nmのエルビウムヤグレーザーがノズル内の水に吸収されて生まれる圧力で、薬剤を細い水流(マイクロジェット)のように打ち込む、針を使わない薬剤注入機器です。1回の噴射量は平均0.24μl、ノズルチップは150・200・250μmの3種類で、韓国食品医薬品安全処の承認を受けた使い捨ての正規品ノズルだけを使います[4]。針を使わずに真皮層へ一定の深さと量で届けるのが役割で、当院のページでは、痛みが少なく回復が早いこと、すぐに普段の生活に戻れることを特徴として挙げています。
コレジ2.0は16種類の共鳴波長を使うQMR技術の機器で、強く温めて引き締める方式ではなく、細胞の運動と回復を促す方向の刺激を与えます。チョンダムリトゥ医院では、頻繁なレーザーで敏感になった肌や、肌のキメ・トーンが気になる方に使っています。麻酔クリームなしで受けることがほとんどで、施術後すぐに普段の生活に戻れます。オーパスのユニフェイス・ユニラージのハンドピースは、40.68MHzの高周波で肌を均一に温めて新しいコラーゲンの形成を促すため[5]、ハリと小じわをあわせてケアしたいときにRFピクセルと使い分けます。
施術ごとのダウンタイムはどれくらい違う?
短い滞在で来られる方にとって、いちばん大きな違いがダウンタイムです。同じ機器でも強さによって回復は変わるので、下の数字はメーカーとチョンダムリトゥ医院のページが示している目安としてご覧ください。
| 施術 | 施術時間 | 施術後の反応 · 回復 |
|---|---|---|
| ポテンツァ | 麻酔クリームから施術後のケアまで約1時間 | 赤みはふつう2〜4時間以内に落ち着く |
| オーパス RFピクセル | 顔全体で10〜15分 | 強さによって異なる · 強めの施術は4〜5日 |
| ピコウェイ リゾルブ | 15〜20分 | 軽い紅斑が8〜36時間 |
| ピコシュアプロ(プラチナフォーカス) | 10分前後 | ダウンタイムはほぼなし |
| ミラジェット スキンブースター | 部位と薬剤によって異なる | すぐに普段の生活へ(当院ページ) |
ポテンツァは、麻酔クリームを塗るところから施術後のケアまで約1時間。赤みはふつう2〜4時間以内に落ち着き、施術後は日焼け止めを塗って水分をしっかりとるよう案内しています[1]。オーパスのRFピクセルは顔全体を10〜15分で終えますが[5]、ダウンタイムは強さによって変わり、削る力を上げた強めの施術では4〜5日かかります。中程度以上の強さでは麻酔クリームがすすめられています[6]。ピコウェイのリゾルブは施術時間15〜20分で、施術後に軽い紅斑が8〜36時間残り[3]、ピコシュアプロのプラチナフォーカスレンズによる施術は10分前後で終わり、ダウンタイムはほとんどありません[2]。
色素レーザーのあとは、色素が一時的に濃くなってからはがれ落ちる時期があります。この間は手ではがさず、日焼け止めを必ず塗ること。これがアフターケアの基本です。
複数の施術を組み合わせるとき、順番はどう決める?
ひとりの顔に、凹んだニキビ跡、たるみ毛穴、色素、赤みが同時にあるのはよくあることです。チョンダムリトゥ医院の毛穴・ニキビ跡治療が、レーザー、ニードル高周波、スキンブースター、コラーゲン再生注射を組み合わせて進めるのはそのためです。ただし、一度にたくさん受ければ良くなるわけではありません。悩みごとに担当する施術を振り分け、順番と間隔を組み立てることこそが設計です。
- 01肌の精密診断凹んだ跡 · たるみ毛穴 · 色素 · 赤みを分けて確認
- 02原因ごとに施術を振り分ける構造はポテンツァ · RFピクセル、色はピコ · 血管レーザー、キメはスキンブースター
- 03埋める施術と順番を決める凹んだ跡は熱を入れたあと、コラーゲン再生注射で埋める
- 04回ごとに調整前回の反応を見て深さ · 強さ · 波長を変える
凹んだニキビ跡には、ポテンツァで真皮の深い部分に熱を入れ、コラーゲン再生注射で埋めていく順番をとります。ジュベルックのようなコラーゲン注射とオーパスを一緒に受けるときは、注射後のしこり(結節)の心配を減らす方向で、オーパスの均一な熱を組み込みます。色素治療はレーザー1種類で終わらせず、肌のバリア強化治療や光治療を組み合わせます。熱が重なる施術は、肌の反応が落ち着いてから間隔をあけるのが原則で、同じ日に受けるか分けるかは診療で決めます。
短いソウル滞在に合わせるなら、何を知っておく?
肌の施術の多くは、何回かに分けて受けるものです。赤ら顔治療は3〜4週間間隔。オーパスについてはメーカーが、1回の施術で見られる結果と2〜3回で得られる結果を分けて説明しています[5]。ピコウェイのタトゥー除去は、6〜8週間間隔で4〜10回が目安とされています[3]。そのため短い滞在1回なら、「すべての悩みを今回で終わらせる」よりも「今回の来院で何を先にするか」を決めるほうが現実的です。
ダウンタイムが長めの施術は旅程の前半に、大切な予定や撮影の直前には回復の負担が少ない施術を入れるのが基本です。チョンダムリトゥ医院では、大切な予定がある方に、オーパスのRFピクセルを削る力を抑えて温める力を使う設定で、まずおすすめすることもあります。施術後は、日中の長い屋外観光の日にも日焼け止めを忘れずに塗ってください。
来院前にお送りいただいた写真では、気になる部位とおおまかな方向性についてお話しできます。ただし、ニキビ跡の深さや毛穴の原因、色素の深さと肌タイプは、来院後の肌測定と代表院長の診療で確認しないと、施術と強さを決められません。写真は気になる部位だけを送っていただければ十分で、身分証の写真は送らないでください。費用は施術の種類と範囲、回数、組み合わせる施術によって変わり、最終的なご案内は対面診療のあとになります。
チョンダムリトゥ医院は、海外から来る方の肌治療をどう考える?
チョンダムリトゥ医院の肌治療は、肌の測定機器による精密診断、代表院長による1:1のオーダーメイド診療と治療計画、麻酔クリームとソノスタイラーを併用する二重麻酔、施術、ホームケア処方という順番で進みます。海外からお越しの方もこの流れは同じです。ただ、滞在期間に合わせて、今回の来院で行う施術と次回に回す施術を、診療で一緒に振り分けます。
チョンダムリトゥ医院は、1台の機器ですべての悩みを解決しようとはしません。凹んだ跡とたるみ毛穴は高周波、色素と赤みはレーザー、キメと水分はスキンブースターが担当し、前回の反応を見て次回の深さと強さを変えていきます。機器のチップと薬剤は、正規品を定められた量で使うことを原則としています。
クリニックは、ソウル江南区清潭(チョンダム)の島山大路417 ファーストライトタワー5・6階にあり、盆唐線 狎鴎亭ロデオ駅4番出口から徒歩500mです。ソウルで肌治療を考えているなら、カウンセリングでは、自分の悩みの原因は何か、そして今回の日程の中でどこまでできるかを、まず確認されることをおすすめします。
よくある質問
1回のソウル滞在で、毛穴やニキビ跡の治療を終えられますか?
毛穴・ニキビ跡・色素の治療は、何回かに分けて受けることが多い施術です。オーパスについてはメーカーが2〜3回の施術に言及しており[5]、赤ら顔治療は3〜4週間間隔で行います。今回の来院で何を先にするかは、診断のあと日程に合わせて決めます。
施術の翌日に観光やメイクをしても大丈夫ですか?
ポテンツァとオーパスのRFピクセルは何が違いますか?
肝斑も1回で消えますか?
肝斑は、肌タイプや再生力によっては治療をゆっくり進めながら肌のバリア強化治療を並行する必要があり、1回で終えるのは難しい悩みです。色素の深さを測定したうえで、波長と間隔を決めます。
ミラジェットは、針を使う注射と何が違いますか?
針の代わりに、レーザーが生み出す圧力で薬剤を細い水流のように打ち込む方式で、1回あたり平均0.24μlずつ一定量を噴射します[4]。深さを変えて入れる必要がある薬剤は針の注射で入れるため、薬剤と部位によって2つの方法を使い分けます。
関連する施術
参考文献
- Jeisys Medical Inc. POTENZA – RF microneedling: principle (coagulation zone), impedance check, 1/2MHz monopolar·bipolar, tips, FAQ. 公式サイト
- Cynosure Lutronic. PicoSure® Pro – 755nm picosecond laser, Platinum Focus lens, FDA clearances. 公式サイト
- Candela Corporation. PicoWay® – 532/730/785/1064nm, photoacoustic effect, indications, FAQ(tattoo sessions). 公式サイト
- JSK Biomed. ミラジェット(mirajet)– 原理(2940nmレーザー → 圧力 → Micro-Jet)、1回あたり0.24μl、ノズルチップ150・200・250μm、正規品ノズル・韓国食品医薬品安全処の承認に関する案内. 公式サイト
- Alma Lasers Ltd. Opus – fractional plasma RF platform: AlmaWave 40.68MHz, Phase Shifter depth control, applicators and tips, FAQ. 公式サイト
- Alma Lasers Ltd. Microplasma (Pixel RF) technology – how it works, FAQ. 公式サイト
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- 05施術とアフターケア
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