コラム

サマジの効果はいつから?時期ごとの変化と個人差(ソウル)

チョンダムリトゥ医院執筆 キム・ジェリム代表院長

サマジFLXは、施術直後に真皮のコラーゲンが変性・収縮して引き締まり感が出て、その後2〜6か月かけて新しいコラーゲンがつくられながら変化が続きます。モノポーラ高周波が熱を生む仕組み、直後・数週間・数か月の変化、効果の比べ方と、チョンダムリトゥ医院の評価方法を解説します。

目次
  1. 01サマジの効果はすぐに実感できる?
  2. 02施術直後の肌はどうなる?
  3. 032〜6か月かけて変化が続くのはなぜ?
  4. 04効果が出るのが遅いのはショット数が足りないから?
  5. 05効果はどのくらい続く?経過はいつ確認する?
  6. 06ソウル旅行や大切な予定に合わせて受けるなら?
  7. 07写真で相談できること、来院して決めること
  8. 08サマジの費用が人によって違うのはなぜ?
  9. 09チョンダムリトゥ医院はサマジの効果をどう評価する?

サマジの効果はすぐに実感できる?

サマジFLXの効果は、2つの段階に分けて現れます。まず施術直後、真皮まで届いた熱でコラーゲンの変性がすぐに起こります[3]。そのあと、新しいコラーゲンがつくられるリモデリングが2〜6か月かけて続きます[2]。メーカーも、すぐに引き締まりを感じる方がいて、その後6か月まで改善が続くと説明しています[2]。

サマジFLXは第4世代のモノポーラ高周波機器です。肌に当てたチップと体に貼った対極板の間に、向きが高速で入れ替わる電流を流すと、組織を通る電流が抵抗にぶつかって熱が生まれます。表面は冷却システムで守りながら、真皮の深くまで熱を届ける「逆熱勾配(Reverse Thermal Gradient)」が、この機器の基本原理です[1]。

電流が真皮を通るときに抵抗熱が生まれ、表皮は冷却で守られます。直後の引き締まりはコラーゲンの収縮、数か月かけての変化は新しいコラーゲンの生成によるものです。

熱を受けた真皮のコラーゲンは変性して肌が収縮し、脂肪層を横切る線維性隔壁(Fibrous Septae)もいっしょに縮みます[3]。その次の段階で、変性したコラーゲンが再生し、しわが改善されていきます[3]。ですから、施術から数日たって大きな変化がなくても効果がないわけではありませんし、直後の引き締まり感だけで最終的な仕上がりを判断することもしません。

施術直後の肌はどうなる?

施術直後は肌が引き締まったように感じる一方、一時的な赤みや軽い腫れも出ます。赤みはふつう24時間以内、腫れは数日で落ち着きます[2]。この時期の写真は赤みがあるぶん、変化を正確に読み取るのが難しくなります。

サマジFLX本体(メーカー公式写真)
サマジFLX本体(メーカー公式写真)

モノポーラ高周波を照射した肌を電子顕微鏡で観察した研究では、施術直後にコラーゲン線維が太くなり、輪郭がぼやける収縮の変化が見られました。数週間後にはI型コラーゲンの遺伝子発現が増え、新しいコラーゲンがつくられていました[4]。表面にはほとんど跡がなくても、内側では熱への反応が進んでいるということです。

チョンダムリトゥ医院が施術中、ヒートビューシステムで熱が届いた部位をサーモグラフィーカメラで記録しているのもそのためです。外からは見えない熱の分布を施術の時点で確認しておけば、その後の経過を読み解く基準になります。

2〜6か月かけて変化が続くのはなぜ?

肌は、真皮に残った熱の刺激を小さなダメージと受け止め、修復を始めます。線維芽細胞が新しいコラーゲンをつくって蓄え、伸びてしまった線維の並びが整うまでには時間がかかります。そのため、はっきりした結果は1回の施術後、2〜6か月かけて少しずつ現れます[2]。

臨床研究も同じ理由で、数週間おきに評価の時点を設けています。目元を対象にした多施設研究では、1回の施術のあと、まず熱による早い段階の引き締まりが起こり、続いて傷の治り方に似た経過で引き締まりが加わったと報告されています[5]。頬と首のたるみを扱った研究では、施術直後・1週間・1か月・3か月・6か月の写真を比べたところ、6か月後まで引き締まりが残っていました[6]。

  1. 施術直後コラーゲンの変性・収縮で引き締まり感 · 赤みは24時間以内に落ち着く
  2. 数週間新しいコラーゲンの生成が進み、変化が少しずつ現れる
  3. 2〜6か月リモデリングが続き、はっきりした結果が現れる期間
  4. 1〜2年1回の施術の結果が持続する期間
サマジFLXの効果は、直後の収縮と2〜6か月のコラーゲン再生という2つの段階で現れます。

変化を比べるときは、同じ場所・照明・表情で記録しましょう。小じわが悩みなら真顔と笑顔を分けて撮り、フェイスラインが悩みなら顔の角度をそろえます。体重が大きく変わった場合、フェイスラインの違いをサマジだけの変化として見ることはできません。

効果が出るのが遅いのはショット数が足りないから?

実感が遅いというだけで、ショット数やエネルギーが足りなかったとはいえません。サマジFLXのAccuREP™(アキュレップ)技術は、ショットごとに肌のインピーダンス(電気抵抗)を読み取り、部位ごとの出力を自動で調整します[3]。それでも、照射後に組織が反応する速さには、もともとのハリや部位、エイジングのスピードによる個人差があります。ショット数は皮膚の厚みと医師の判断で決めるもので、実感の速さを決めるものではありません[1]。

ハンドピースとトータルチップ4.0(メーカー公式写真)
ハンドピースとトータルチップ4.0(メーカー公式写真)

効果が思ったより遅いと感じても、すぐにショットを追加すればいいわけではありません。まずは、施術を決めた理由と目標にした部位をもう一度確かめます。目元のしわの改善を期待していたのに、顔の輪郭ばかり見比べている。そんなときは、評価の物差しそのものがずれています。結婚式や撮影などの予定がある方は、その日から逆算して2〜6か月の余裕をもって施術日を決めましょう。

効果はどのくらい続く?経過はいつ確認する?

1回の施術の結果は、肌の状態とエイジングのスピードによって1〜2年持続し、多くの方が年1回のペースでケアを続けています[2]。施術の間隔は医師と相談して決めます[1]。

経過の確認では、「効果を見ること」と「トラブルに対応すること」を分けて考えます。痛みが強くなる、水ぶくれや感覚の異常、押されたような跡が続くといった場合は、次の来院日を待たずに医療機関へ連絡してください[2]。

次の来院時期を聞くときは、「そのとき何を見るのか」もあわせて確認しておきましょう。キメ・しわ・フェイスラインのどれを見るかで、評価の内容が変わります。効果が出る時期と、効果が続く期間は別の話です。

ソウル旅行や大切な予定に合わせて受けるなら?

ソウル滞在中にサマジFLXを考えている方は、効果が出る時期と回復の流れを前提に予定を組むと安心です。赤みはふつう24時間以内、腫れは数日で落ち着きますが[2]、直後は赤みのせいで変化が読み取りにくい時期です。新しいコラーゲンによる変化は2〜6か月かけて現れるため[2]、滞在中に最終的な仕上がりを確認することは前提にしていません。結婚式や撮影など大切な予定がある方は、その日から逆算して施術日を考えてください。

施術前に、ご自身でも同じ場所・照明・表情で写真を撮っておくと、帰国後に変化を比べる手がかりになります。来院の時期や回数、滞在の組み方は、施術内容と回復の経過に合わせてカウンセリングで決めます。

写真で相談できること、来院して決めること

来院前に写真を見せていただければ、目元の小じわなのか、フェイスラインのゆるみなのかといった気になる部位や、おおまかな方向性はお話しできます。ただ、ショット数は皮膚の厚みと医師の判断で決めるもので[1]、どのチップを使ってどこにどれだけ配分するかは、写真では決められません。来院後の3D精密肌診断と代表院長の対面診察で決めます。写真は気になる部位が写っていれば十分です。身分証の写真は送らないでください。

サマジの費用が人によって違うのはなぜ?

サマジFLXの施術内容は一律ではありません。改善したい部位、使うチップ、ショット数、ほかの施術と組み合わせるかどうかで設計が変わり、費用もそれに合わせて変わります。最終的なご案内は、診断と対面診察のあとになります。

チョンダムリトゥ医院はサマジの効果をどう評価する?

チョンダムリトゥ医院では、効果を感覚だけで判断しないよう、施術前に基準となる記録を残します。3D精密肌診断システムで、一般光・光沢光・偏光・紫外線光の4種類の光源による撮影と約70か所の顔のランドマーク測定を行い、しわ・毛穴・色素・ハリを記録します。撮影のたびにデータを蓄積し、変化を比較・分析します。

キム・ジェリム代表院長が1対1の診察で改善したい部位と目標を決め、チップとショット数を設計します。施術中は特許取得のヒートビュー(HeatView™)システムで、熱が届く部位をリアルタイムに確認します。どこにどれだけ熱が届いたかを確かめながら照射するので、経過を見るときも「どの部位を、何のために施術したか」が基準になります。

  1. 01施術前の記録3D肌診断でしわ・ハリ・色素を撮影
  2. 02目標の設定1対1の診察で改善したい部位と評価の基準を決める
  3. 03ヒートビュー施術熱が届く部位を見ながら照射
  4. 042〜6か月後の経過比較同じ条件で撮影して変化を比べる
チョンダムリトゥ医院では、施術前と経過の記録を同じ条件で比べます。

サマジのあと効果を感じられないときは、判断したのが2〜6か月の範囲内か、最初に目標にした部位を見ているかを、まず確かめてみてください。

よくある質問

施術当日の赤みはどのくらい続きますか?

ふつうは24時間以内に落ち着き、腫れは数日で引きます。だんだん強くなる、水ぶくれができたかもしれないという場合は、医療機関に連絡してください。

効果を感じる前に追加の施術を受けてもいいですか?

新しいコラーゲンがつくられる2〜6か月の経過を見る前の追加施術は、おすすめしていません。何が足りないと感じるのかを整理して、経過の診察でご相談ください。

写真はどう撮っておけばいいですか?

同じ場所・照明・表情で、気になる部位がよく見える角度を決めて撮っておきましょう。チョンダムリトゥ医院では、3D肌診断の記録でも比較します。

ソウル旅行中に受けて、滞在中に効果はわかりますか?

直後に引き締まりを感じる方もいますが、新しいコラーゲンによる変化は2〜6か月かけて現れます[2]。直後は赤みもあるため、滞在中の様子だけでは結果を判断しません。

関連する施術

参考文献

  1. Solta Medical Korea. Thermage® FLX – よくある質問. 公式サイト
  2. Solta Medical. Thermage FLX – FAQ · What to expect. 公式サイト
  3. Solta Medical Korea. Thermage® FLX – コラーゲン再生の原理・AccuREP™技術. 公式サイト
  4. Zelickson BD, Kist D, Bernstein E, et al. Histological and ultrastructural evaluation of the effects of a radiofrequency-based nonablative dermal remodeling device: a pilot study. Arch Dermatol. 2004;140(2):204-209. doi:10.1001/archderm.140.2.204
  5. Fitzpatrick R, Geronemus R, Goldberg D, et al. Multicenter study of noninvasive radiofrequency for periorbital tissue tightening. Lasers Surg Med. 2003;33(4):232-242. doi:10.1002/lsm.10225
  6. Alster TS, Tanzi E. Improvement of neck and cheek laxity with a nonablative radiofrequency device: a lifting experience. Dermatol Surg. 2004;30(4 Pt 1):503-507. doi:10.1111/j.1524-4725.2004.30164.x

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