コラム
韓国で切らないアンチエイジングを受けるなら?ソウルの組み合わせ方

顔の老化は、筋膜層のたるみ、真皮のハリの低下、ボリュームの減少、キメや水分の変化が同時に進みます。そのため手術をせずにケアするなら、リフティング機器・ボリュームを補うコラーゲン注射・スキンブースターの中から必要なものを層ごとに分けて組み合わせます。チョンダムリトゥ医院の組み合わせプログラム(ウルサチ・ソフセラ・チタチューン・ボリュームチューン・パーソナルソフウェーブ)がそれぞれ何を担当するのか、誰にどの組み合わせが合うのかを判断する基準と、スケジュールの考え方をまとめました。
目次
韓国の切らないアンチエイジングは、どんな組み立て方をする?
切らないアンチエイジングは、ひとつの施術を強めに受けるものではありません。顔に起きている変化を層ごとに分け、それぞれに合った施術を組み合わせていく方法です。たるんだ層にはリフティング機器、減ったボリュームにはコラーゲンの生成を促す注射、薄く乾燥した肌にはスキンブースターが役割を担います。
チョンダムリトゥ医院では、よく一緒に必要になる組み合わせをプログラムとして用意しています。ウルセラピープライムとサマジFLXを中心にチタニウムを加えた「ウルサチ」、ソフウェーブとウルセラピープライムを組み合わせた「ソフセラ」、チタニウムリフティングとチューンフェイスを重ねる「チタチューン」、チューンフェイスとジュベルックボリュームをひとつの設計にまとめた「ボリュームチューン」、ソフウェーブにスキンブースターを加える「パーソナルソフウェーブ」です。名前はセットメニューのように見えますが、実際には診断の結果に応じて、層ごとにエネルギーと薬剤をどれだけ置くかを決める設計です。
顔の老化は、なぜひとつの施術で解決しない?
「たるんで見える」という悩みの中には、違う変化が混ざっています。下がった頬のお肉やフェイスライン、頬の深部脂肪は、皮膚を支える筋膜層(SMAS)や保持靭帯が下がってきた変化です。ゆるんだハリや毛穴・キメは、真皮の変化です。ここに前頬・目の下・こめかみのようにボリュームが減った部位が加わると、肌を引き上げるだけでは思い描く印象は戻りません。
代表的なのが、頬骨は残っているのにその下の頬がこけて、ピーナッツ型に見える顔です。リフティングで肌を引き上げるほど、こけた部分がかえって目立つことがあります。こうした顔では「ハリ」と「ボリューム」を切り分け、引き上げる部位と満たす部位を分けて考えます。逆に、肌の厚みもボリュームも十分で、フェイスラインだけが下がってきた顔なら、リフティング機器ひとつで足りることもあります。組み合わせは、たくさん受けるためではなく、足りない部分を補うためのものです。
2種類のリフティング機器を重ねる組み合わせは、何が違う?
リフティング機器ひとつでたるみとハリの両方を扱おうとすると、どちらかが不足しがちです。そこで、熱が生じる深さと形が違う機器を重ねて、お互いの足りない部分を補います。
ウルサチは、筋膜層の一点に熱を集めるウルセラピープライムと、真皮を面で温めるサマジFLXを重ね、さらにチタニウムで即時的なリフトアップとブライトニングを加える組み合わせです。ウルセラピープライムは2〜3か月かけて少しずつ引き上がり、6か月まで変化が続き、顔では1年またはそれ以上持続します[2]。サマジFLXは部位によって30〜60分かかり、2〜6か月かけて変化が現れ、1〜2年持続します[3]。下がった頬のお肉やフェイスライン、もたついた二重あごや頬の深部脂肪が悩みで、ハリやキメもあわせてケアしたい方が、まず検討する組み合わせです。
ソフセラは、2種類の超音波を深さで分けます。真皮1.5mmはソフウェーブが、3.0mmと4.5mmの深い層はウルセラピープライムが担当し、ウルセラピープライムの1.5mmトランスデューサーの役割をソフウェーブに置き換えた構成です。ソフウェーブの熱は、約3mmから始まる皮下脂肪には届かないため[1]、顔のお肉が少ない方や肌が薄い方、リフティング後に頬こけを経験した・心配している方、目元・口元・首のしわもあわせてケアしたい方が、まず検討します。
チタチューンは、イスラエルのアルマ(Alma)社の2つの機器、ソプラノチタニウムの755・810・1064nmの3波長レーザーと、アクセントプライムのチューンフェイスによる40.68MHzの高周波を、同じ日に重ねる組み合わせです。レーザーは光が吸収される波長ごとの深さに熱を生み、チューンフェイスは水分子の回転によって広く均一な熱をつくって新しいコラーゲンの形成を促します。深さは浅い・中間・深いの3段階から選べます[5]。ハリと肌のトーンをあわせてケアしたい方、施術後すぐに普段の生活に戻る必要がある方が、まず検討します。
| 組み合わせ | 構成 | 担当する層 | まず検討するケース |
|---|---|---|---|
| ウルサチ | ウルセラピープライム + サマジFLX + チタニウム | 筋膜層 · 保持靭帯から真皮まで | 下がった頬のお肉 · フェイスライン · 二重あご · 頬の深部脂肪 + ハリ · キメ |
| ソフセラ | ソフウェーブ + ウルセラピープライム | 真皮1.5mm + 3.0 · 4.5mmの深い層 | 薄い肌 · 頬こけが心配 · 目元 · 口元 · 首のしわ |
| チタチューン | ソプラノチタニウム + チューンフェイス | 表皮に近い層から真皮 · 皮下層 | ハリ · 肌のトーン · すぐに普段の生活に戻りたいとき |
| ボリュームチューン | チューンフェイス + ジュベルックボリューム | 肌全体 + こけた部位 | ピーナッツ型の顔 · 目の下のくぼみ · ほうれい線のボリューム |
リフティングとボリュームを一緒にケアする組み合わせは?
ボリュームが減った顔には、引き上げる施術と満たす施術をあわせて設計します。ボリュームチューンは、チューンフェイスの高周波の熱で肌全体のコラーゲンを刺激し、ジュベルックボリュームでこけた部位のコラーゲン生成を促す組み合わせです。チョンダムリトゥ医院では、この2つのルートを「ダブルコラーゲン再生」と呼んでいます。
2つの施術は、コラーゲンをつくる仕組みが違います。チューンフェイスは、40.68MHzの高周波が水分子を回転させて生じる誘電加熱で深く均一な熱をつくり、新しいコラーゲンの形成を促します。顔の施術時間は30分です[5]。ジュベルックボリュームのPDLLA(ポリ-D,L-乳酸)は、多孔性の球状の微粒子が周りの細胞と反応してコラーゲンの生成を導きます。一緒に配合されている非架橋ヒアルロン酸は、粒子を運ぶ担体であると同時に、注入直後の物理的な効果を担います[6]。PDLLAは時間とともに分解されて体からなくなり、その場所にコラーゲンが残ります[6]。
こけた部位や薄くなった肌の支持構造を補うもうひとつの選択肢として、チョンダムリトゥ医院ではヒト由来の同種真皮(hADM)をベースにしたリトゥオとジュブアセルも導入しています。真皮と同じ構造のコラーゲンと細胞外マトリックス(ECM)を保った素材で、肌の内側の支持構造を補う方式です。肌全体のコンディションにはリトゥオを、薄い目元のように部位ごとに濃度を変えたいところにはジュブアセルの濃度別の設計を、と使い分けます。
スキンブースターはどこに加える?
リフティングとボリュームが顔の「形」を扱うとすれば、スキンブースターは肌の水分・ハリ・キメを扱います。パーソナルソフウェーブは、真皮1.5mmに作用するソフウェーブにスキンブースターを加えてリフティングを補うプログラムで、チョンダムリトゥ医院ではリジェバン・リリードM・ビタラン・リズネ・フィルロードといったスキンブースターをあわせてご提案しています。
リフティングは必要なく、肌質そのものが悩みならリトゥブースターを検討します。敏感で炎症の多い肌、薄く乾燥した肌、ハリが落ちて小じわの多い肌、皮脂が多く毛穴やニキビ跡が気になる肌では、合うスキンブースターがそれぞれ違うため、リジュラン・エクソソーム・ジャルプロ・ジュベルック・コラーゲンシャワー、自己血の成長因子を使うマックスステムセルの中から、今の肌の優先順位に合わせて選びます。目元のように繊細な部位や、顔全体にごく少量を均一に入れたいときには、針を使わない注入機器のミラジェットを使うこともあります。
自分に合う組み合わせは、どんな基準で選ぶ?
組み合わせを選ぶ基準は、5つに整理できます。1つめは、たるみが筋膜層から始まったフェイスラインの変化なのか、真皮のゆるみなのか。2つめは、ボリュームが足りない部位があるかどうかと、その位置。3つめは、肌の厚みと顔の脂肪の量、特に深い熱を避けるべき部位があるかどうか。4つめは、痛みへの不安と、施術後の回復にかけられる余裕。5つめは、何回か必要な施術を日程の中に入れられるかどうかです。
- フェイスラインのたるみ + ハリ · キメウルサチ筋膜層の「点」と真皮の「面」を重ねる
- たるみ + 薄い肌 · 頬こけが心配ソフセラ真皮は脂肪に届かない熱 · 深い層は映像で深さを確認
- ハリ + 肌のトーン · すぐに普段の生活へチタチューンレーザーと高周波を同じ日に重ねる
- ハリ + こけた部位ボリュームチューン引き上げるところは高周波 · 満たすところはジュベルックボリューム
組み合わせが答えにならない場合もあります。前頬のボリューム減少が中心の顔なら、リフティングよりボリュームを補うことを先に考えます。あご下の脂肪がはっきりした二重あごなら、脂肪を狙うリチューンフィットを先に検討しますし、表情筋がつくるしわは超音波リフティングの守備範囲ではありません。悩みがひとつにはっきりしているなら単独の施術が合っていますし、足すほど良くなるわけでもありません。熱が重なる部位と順番、間隔まであわせて決めてこそ、組み合わせに意味が生まれます。
組み合わせ施術の痛みや回復は、どう違う?
組み合わせ施術には機器や注射がいくつも入るため、施術後の反応も、構成する施術ごとに把握しておくのがおすすめです。リフティング機器はどれも表面に傷をつけないので当日から普段の生活に戻れますが、熱を入れる深さによって、施術中の感覚や施術後の反応が違います。
ソフウェーブは施術中に温かさを感じ、赤みとむくみは数時間で引きます[1]。ウルセラピープライムは熱感やチクチクした感覚があり、臨床試験でよく見られた反応は、赤み・むくみ・痛みと一時的な神経の反応でした[2]。サマジFLXは、チップが触れたときの短い熱感のあとに冷却の感覚が続きます。一時的な赤みはたいてい24時間以内に、むくみや軽い痛み・あざは数日で落ち着きます[3]。チタニウムは施術直後から洗顔とメイクができ[4]、チューンフェイスは段階的な加熱と冷却システムで痛みを抑え、施術後すぐに普段の生活に戻れます[5]。
ジュベルックボリュームは、注入部位の赤み・腫れ・圧痛・あざが一時的に出ることがあり、施術後1週間は喫煙と飲酒を避け、激しい運動とサウナを控えます[6]。痛みが心配な方は、麻酔クリーム、ソノスタイラーを加えた二重麻酔、MATRX笑気麻酔などの中から、施術の構成と範囲に合う方法を診療で一緒に決めます。痛みの強さは効果の大きさとは比例しないので、がまんするより先に伝えていただくほうが、設計の助けになります。
組み合わせ施術のスケジュールはどう組む?
リフティング機器はほとんどが1回の施術が基本で、レーザーリフティングやボリュームの注射は何回かに分けて受けます。ソフウェーブは顔全体で30〜45分、1回が基本で[1]、ウルセラピープライムとサマジFLXも1回が基本です[2][3]。一方、チタニウムはアルマコリアが3〜4週間間隔で3回をすすめ[4]、ジュベルックボリュームはメーカーが約8週間間隔で3回を基本として推奨しています[6]。
- 施術当日リフティング機器は1回が基本 · チタニウムは当日から洗顔 · メイク可
- 最初の1週間喫煙 · 飲酒 · サウナ · 激しい運動を控える
- 3〜4週間間隔チタニウムの2回目 · 3回目(アルマコリア推奨は3回)
- 約8週間間隔ジュベルックボリュームの2回目 · 3回目(メーカー推奨は3回)
- 2〜6か月ウルセラピープライム · サマジFLXの変化が続く · ソフウェーブは12週かけて
変化が現れるスピードも施術によって違います。ソフウェーブは1週間以内に一部が見え始めて12週かけて現れ、12か月まで持続します[1]。ウルセラピープライムは2〜3か月、サマジFLXは2〜6か月かけて変化が続きます[2][3]。ジュベルックボリュームは、注入直後のボリュームをヒアルロン酸の担体が担い、本来のボリュームはコラーゲンが蓄積されるにつれて時間をかけて満ちていきます[6]。ですから組み合わせ施術の結果は、施術当日ではなく、数か月かけてあわせて見ていく必要があります。
海外から短い滞在で来られるなら、この違いがそのまま日程の設計になります。1回の来院で終えられるリフティング機器を中心にするのか、何回か必要なチタニウムやボリュームの注射を次の来院までつないでいくのかを、まず決めておきたいところです。施術後の1週間はサウナ・過度の飲酒・激しい運動を控える必要があるので、旅程の中のこうした予定は前半に入れておくのがおすすめです。滞在日数と次の来院時期は、施術の構成と肌の反応を見ながら、カウンセリングで一緒に決めます。
チョンダムリトゥ医院は、組み合わせ施術をどう設計する?
チョンダムリトゥ医院の組み合わせの設計は、3D精密肌診断から始まります。一般光・光沢光・偏光・紫外線光の4種類の光源による撮影と約70か所の顔のランドマーク測定で、しわとハリ、顔の長さ・深さ・比率を分析し、リフティングが必要な部位とボリュームが必要な部位を見分けます。そのうえでキム・ジェリム代表院長が1:1の診療で、機器ごとの深さとショット配分、注射の部位、外す部位を決めます。
- 013D精密肌診断4種類の光源で撮影 · 約70か所のランドマーク · リフティングとボリュームが必要な部位を見分ける
- 02代表院長による1:1の設計機器ごとの深さ · ショット配分 · 注射の部位 · 外す部位
- 03ヒートビューで確認しながら施術サーモグラフィーカメラで熱がたまる場所を確認 · 正規品 · 定められた量
- 04経過の確認と次回の施術反応を見て次回の設定と間隔を調整
施術中は、チョンダムリトゥ医院が開発して特許を取得したヒートビュー(HeatView™)システムで、サーモグラフィーカメラを通して肌温度をリアルタイムに見ながら照射します。2つの機器の熱が同じ部位に重なる組み合わせほど、熱がたまる場所を目で確かめることが大切だからです。ウルセラピープライムを含む組み合わせでは、携帯型の超音波で部位ごとの皮下構造をもう一度確認し、脂肪が少ない部位では4.5mmのトランスデューサーを使わないか、照射範囲を狭めます。機器とチップ、薬剤は、正規品を定められた量だけ使います。
クリニックは、ソウル江南区清潭(チョンダム)の島山大路417 ファーストライトタワー5・6階にあり、盆唐線 狎鴎亭ロデオ駅4番出口から徒歩500mです。組み合わせ施術を考えているなら、プログラムの名前より先に、自分の顔のどこを引き上げてどこを満たし、どんな肌質を補いたいのか、そして今回の来院でどこまで行うのかを、カウンセリングでまず確認されることをおすすめします。
よくある質問
1回のソウル滞在で、組み合わせ施術をすべて受けられますか?
組み合わせ施術は、単独の施術より効果が大きいですか?
たくさん受けるほど良くなるわけではありません。たるみ・ハリ・ボリュームのうち2つ以上が重なっているときに、お互いの足りない部分を補うために組み合わせます。悩みがひとつにはっきりしているなら、単独の施術が合っています。
ボリュームの注射は、すぐに効果が見えますか?
どの組み合わせが合うか、写真で先にわかりますか?
写真では気になる部位とおおまかな方向性についてお話しできますが、肌の厚み・脂肪の量・ボリュームが足りない位置は、来院後の3D精密肌診断と代表院長の診療で確認しないと、組み合わせを決められません。写真は気になる部位だけを送っていただければ十分で、身分証の写真は送らないでください。
フィラーなどほかの施術を受けたことがあっても、組み合わせ施術はできますか?
以前の施術の部位と時期によって計画が変わるため、カウンセリングのときに施術の履歴をお知らせいただければ、医師が適しているかどうかと順番を判断します。
関連する施術
参考文献
- Sofwave Medical. Patient FAQs. 公式サイト
- Merz Aesthetics. Ultherapy PRIME – A Deeper Nonsurgical Lift(メーカーの技術ページ). 公式サイト
- Solta Medical. Thermage FLX – For Healthcare Professionals(AccuREP · チップ · 施術時間 · 効果が出る時期). 公式サイト
- Alma Lasers Korea. ソプラノチタニウム – よくある質問(効果 · 回数 · 冷却 · 日常生活). 公式サイト
- Alma Lasers. Accent Prime – One device. Two technologies. 公式サイト(製品ページ・FAQ)
- VAIM. JUVELOOK – Technology · Benefits · FAQ. 公式サイト(グローバル)
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